軸足と利き足

『どちらの脚で立っていますか?』と、必ずレッスンのはじめにお聞きします。

ベテランの生徒さんは、自分のカラダを感じて、今日の重心を答えてくれますが、初めて受講される方は、『脚は2本あるのだから、両足で立っています。』とお答えされる方が多いです。でも、ヒントを頼りにカラダを感じることに集中すると、『右足』や『左足』のどちらかに多く体重を感じる脚に気づきます。

脚には、軸足と利き足があります。サッカーを想像するとわかりやすいと思います。しっかりと支える軸となる脚があるから、もう片方の足で器用に操作できるのです。

そんな風に、同じ2本脚に見えても役割が違うのです。できるだけ歪みや左右差がない方がいいですが、左右を全く同じにしてしまうと、これもまた不自然で不具合の原因にもなるんですよ。

でもね、矛盾してるようだけど、一般人の私たちの感覚で『右や左』と、わかるほどの差はあまりよくないので、カラダを整えてその差を縮めた方がいいですよ!

そうやって立っているときに、数秒自分のカラダに意識を向けてチェックし、重心を把握してるだけでも、今のカラダの状態を知ることができ、自分のカラダをどんどん改善させたり進化させていくことができますよ。ぜひ、チェックしてみてくださいねー。

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