血圧は自律神経と大きく関係しています。
自律神経とは、交感神経と副交感神経があり、交感神経は、日中の活動的な神経になります。どちらかと言うと戦闘モードですね!副交感神経はその逆で、リラックスの時や眠りにつくときなどの神経です。
交感神経と副交感神経には、それぞれの役割があって、
血管は・・・収縮する(交)・拡張する(副)
発汗・・・増加する(交)・減少する(副)
筋肉・・・緊張する(交)・弛緩する(副)
上記のように、心拍も血圧も戦闘モードをイメージするとどうなるかわかりますよね!交感神経が優位のときは、心拍は早くなり、血圧は上昇します。
そして、呼吸の『吸う』と『吐く』にも、自律神経が関係していて、『吸う時は、交感神経』『吐く時は、副交感神経』が優位になるんです。
戦闘モードの時って、息も止めちゃうようなイメージで、しっかり息を吐いてないのです。
だから、呼吸がうまく吐けてない人・いつも忙しくしてる人・椅子に座っているのに頭は休んでない人・気忙しい人は、交感神経優位で血圧が高くなってしまうのです。
血圧を下げたいなら、上記と逆、心身ともにリラックスする。イコール、しっかり息を吐く!ってことなんです。自律神経は自分ではコントロールできません。でも、呼吸なら自分で操作できるので、『吐く』を意識してみてくださいね!